【QC検定】QC検定2級に合格した勉強法【品質管理検定】

資格

現在はSIerで勤務している筆者ですが、以前は電機メーカーで品質管理をしていました。

メーカー在籍中に取得したQC検定2級の勉強法について解説していきます。

適性検査LP

  1. 取得しようと思った理由
  2. 勉強開始
  3. 試験
  4. まとめ

取得しようと思った理由

メーカー勤務、品質管理部、品質管理の知識を証明したい。

理由はこんなところ。

同じ部署でQC検定を取得している人はいなかったので、一番乗りしてやろうと思い受験を決意。

なぜ2級なのか

試験について色々調べた結果、3級は学生や新入社員レベル、2級は品質管理の部署で第一線で活躍するレベルという事がわかった。

とはいえ2級は合格率もそんなに高くなく、計算問題もなかなか難しい。

とりあえず3級からやってみようかな、、、とも考えた。

けどその時点で筆者は品質管理を5年ほど経験していて、いまさら3級を取ってもなと思い、はじめから2級にチャレンジしてみることにした。

勉強開始

さっそく参考書を購入し勉強開始。

筆者が選んだ参考書はこれです。


この参考書は章が終わるごとに演習問題があり、理解度の確認がしやすかった。

いざ問題を解いてみると、、、計算問題が思っていた以上に難しい。

特に筆者は数学が得意ではないので尚更。

七つ道具とかはほぼ暗記でいけるので、大丈夫かなと感じた。

とりあえずはいまいち理解できなくても先に進み、一周読み切ることにした。

一周読みきってさっそく模擬試験。

やはり計算問題がダメダメ、、、。

この試験は計算問題がなかなか多いので、計算問題を全部捨てると合格できないことに気づいた。

参考書二周目はとにかく理解することに集中した。

計算問題も公式をひたすら呪文のように唱えて、なんとか覚えるようにした。

章末の演習問題である程度解けるようになるまでは、次の章には進まない。

そんな感じで二周目を終えた。

そしてまた模擬試験。

1回目よりかははるかに得点が上がった。

何度か模擬試験を繰り返し、75〜80%ぐらい正解できるようになった。

合格ラインは、手法・実践の各分野で概ね50%以上、総合得点概ね70%以上。

いけるんじゃね?ぐらいの軽い感覚で、過去問題集も買わずに、試験に挑んだ、、、。

試験

ここから苦労の日々が始まる。

筆者は完全に考えが甘すぎた、、、。

1回目(不合格)

いざ試験会場へ。

ん〜、模擬試験とはレベルが違う。

問題の出し方もなんか複雑だ。

わざと難しい言い回しをしてる問題もある。

とりあえず全部解いた。

後日解答が出て答え合わせ。

正答率57%、、、。

完全になめてた。

けれど一度始めたらやめるわけにはいかない。

2回目(不合格)

問題に慣れようと思い、過去問題集を購入。


過去問を三周ぐらい繰り返したところで、正答率75〜80%ぐらい取れるようになった。

このQC検定という試験は年に2回しか行われないので、まだ絶対的な自信は無かったが2回連続で受けてみることにした。

試験当日。

過去問をやったからか、1回目よりかはスラスラと問題が解ける。

計算問題も時間はかかるが、なんとか解ける。

後日答え合わせ。

正答率63%。

悔しい。

3回目(不合格)

勉強法は変えず、過去問をひたすら解いた。

正答率は80〜85%と上がっていく。

だんだんと計算問題にも慣れてきて、解くスピードが速くなっているのを感じた。

学生時代全然数学できなかったのに、ちゃんと勉強すれば解けるようになるんだなと、ちょっと嬉しかった。笑

3度目の正直で受かるだろ!

そんな気持ちで試験へ。

手応えはあった。

答え合わせの結果、68%。

惜しい!

心折れそう!

諦めるな自分!

4回目(合格)

筆者はあることに気がついた。

試験本番になると計算問題を解くのに時間がかかってしまう。

そして最後のほうで時間ギリギリになり、解けるはずの問題も半ばテキトーに解答せざるを得なくなる。

この頃には計算問題以外は自信があった。

なので過去問の中から計算問題のみをひたすら解いて、とにかく計算スピードを上げることにした。

試験前1週間ぐらいは、もう一度過去問題を一周した。

試験へ。

今までで一番手応えがあった。

相変わらず時間はギリギリだったが、すべての問題をきちんと読み解いて解くことができた。

全体的に解くスピードが上がったんだと思う。

後日答え合わせ。

正答率78%!

うん、、、多分合格だろう、、、。

合格発表当日、番号の確認。

自分の番号が表示されていた。

やっと受かったー!!

めちゃくちゃ嬉しかった。

まとめ

4回目でやっと合格できた。

この試験は数学が得意な人が有利。

これは間違いない。

しかし筆者のような数学が苦手な人でも、諦めずに根気強く努力すれば絶対合格できる。

一番のポイントは、計算問題を解くスピードだろう。

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