【ITパスポートを取得するメリットは?就職、転職に役立つかも?】

資格

今回はITパスポートを取得するメリットについて解説していきます。

ITパスポートは学生から社会人まで幅広く人気のあるIT系の入門資格であり国家資格になります。

受験者数も右肩上がりで増えており、企業からも注目されています。

これから就職する学生の方、スキルアップを目指す社会人の方に為になる記事を書いていきますので是非ご覧いただければと思います。


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目次

  1. ITパスポートとは
  2. 難易度は?
  3. 取得するメリットは?就職、転職に役立つ?
  4. まとめ

ITパスポートとは

ITパスポート試験略称:iパス)は、情報処理の促進に関する法律29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が実施す情報処理技術者試験の一区分である国家試験になります。

試験はCBT方式によって行われており、試験会場に行って用意されているパソコンで問題を解答していく形になります。

全国の試験会場で月に3回程度実施されているので比較的いつでも受験できる試験で、年齢や実務経歴等による受験制限もなく誰でも受けられる試験です。

その為、学生から社会人まで幅広い層の受験者がおり、2019年度には受験者数が54192人と大変人気の資格試験となっております。

取得に向いている人

対象者像は「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」となっています。


最近では学校でも会社でもパソコンを使うのが当たり前の世の中になっているので、日常的にパソコンを使う人には是非取得しておきたい資格といっていいでしょう。

またスマートフォンも高機能化が進んでおり、最近ではほとんどパソコンと変わらないほどまで進化しています。


その為、ITパスポート試験で得られる知識は現代を生きる人たちにとって必須と言っても過言ではないものになります。


その中でも特に取得をオススメしたい方は下記のような方です。

■これから就職を控えている学生の方

■ITに詳しくなりたい方

■主婦の方などこれまであまりパソコンを触ってこなかった方

今の時代、ITの知識が少ないがゆえに思わぬインターネット上のトラブルに巻き込まれることもあり得ます。

これからの時代を生きていくにあたり、今後ますますITの知識が求められていくことと思います。


難易度は?

本試験は現在12種ある情報処理技術者試験の区分の中では最も難易度が低い。しかしそれでも合格率は(初回を除き)例年約50%前後の国家資格であり、一般利用者向けIT資格試験の中では間違いなく難易度は高い部類に属する。

それでもIT業界に勤めている方や、多少ITの知識がある方であれば、そこまで難しくない試験とも言えるでしょう。

現に私も取得した当時はIT業界に勤めていて、スマホアプリで1ヶ月ほど通勤中に勉強して一発合格をすることができました。

なかなか時間が取れない方でもスキマ時間にスマホアプリで勉強することも可能であり、参考書も多数出版されているので、合格への道筋は比較的立てやすいかと思います。

勉強のコツ

この試験で注意すべき点としては、「極端に苦手な分野がある方はしっかり克服しておく必要があること」がある。総合得点が合格基準(満点の6割)以上であっても、テクノロジ、マネジメント、ストラテジの3つの分野のうち、どれか一つでも基準点(各分野それぞれの満点の3割)を下回るものがあった場合は不合格となってしまうので注意が必要である。特に注意すべきなのは情報系の学生であり、技術分野(テクノロジ)は自信があっても、先述の通り商業知識が求められる分野(マネジメント、ストラテジ)で苦戦する者が少なくない。

また、この試験は過去問の使い回しが非常に少ない試験としても有名であり、過去問の丸暗記は危険といった認識を持っておくことが重要です。

参考書などを熟読し、内容をしっかりと理解しておくことが求められます。

勉強のコツとしては以下が挙げられます。

■スマホアプリを活用する

■書店に行き自分に合った参考書を選ぶ

■苦手分野を作らない、克服する


取得するメリットは?就職、転職に役立つ?

今やITは私たちの生活基盤の一つでありビジネスの世界のありとあらゆるところまで浸透しており、もはや、ITなくしてビジネスは成立しない時代になってきています。

そのため、ITパスポートは企業からの信頼も厚く、資格を保持していることで基礎的なIT知識があることを客観的に証明できます。

またこの資格はIT知識だけではなく、経営やコンプライアンスに関する問題も出題されるため、IT知識と同時に社会性があることも証明できます。

履歴書の資格欄にITパスポートがあれば、採用担当者が安心することは間違いありません。

企業によっては社員のIT知識向上のために、入社後すぐに受験させる企業もあるほどです。

取得を推奨している企業

■ニトリ

■オリックス

■大塚商会

■KDDI

■SCSK

■NEC

■NTT

■キヤノン

■クボタ

■トヨタ

■パナソニック

■日立

■富士通

etc…

上記のように誰もが知る名だたる有名企業も取得を推奨しています。


【まとめ】

ITパスポートを取得するメリット、就職・転職に役立つのか?について解説してきましたがいかがでしたか?

ITは今後ますます発展していき、様々なモノに活用されていくことは間違いありません。

時代についていくためにも、取得しておいて絶対に損はない資格だと思います。

この記事を見てITパスポート資格に挑戦する方がいたら嬉しい限りです。


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